漢字の国

中国は漢字の発祥の国だ。日本は漢字を借用した立場であり、漢字だけで言語生活を行うわけではない。しかし中国は漢字だけである。私は台湾は何度も行っているが、漢字だらけ。今はネットの時代だし、英語がここまで普及した世界であるからアルファベットくらいはそれなりにあるだろうと思っていたが、アルファベットもほとんどない。日本は表音文字のカタカナがあるので外来語を取り込むことが容易だが、中国語はそうはいかない。漢字1つ1つに意味が乗っているので、音だけを拾って表現するということが難しい。英語の通用度は単語レベルだと日本より通じない。日本では英語音に比較的近い形で英語を取り込んであるが、中国語は意訳になっていることも多く、英語音と意味のつながりは弱い。だから中国語圏の人と話すには漢字すなわち中国語を使う必要がある。

もちろん英語ができる人のレベルは日本よりずっと高いが、ごく普通の人たちにはあまり通じない、通じてもごく簡単な文章しか通じない。少し複雑な文章になると途端に通じなくなる。これは日本も同じであるが、両国はお互いに言語を学び有った方がいいだろう。