環境を変えてからの1年間

私は3月からの1年間、丸一日休むといったことがほとんどなかった。もちろん仕事がないときは休みだが、1日フリーという日は友達や家族に会ったおそらく数日だったと思う。正月も休みは休みだったが、初詣も行かず作業に没頭していた。時間も長く、1日15時間くらいは仕事が作業をしているという日々が続いた。かなりブラックな生活なんだろうが、今の仕事は私の趣味に非常に高いところにあるので、さほど苦にならないのだ。おまけに好きなことは没頭する性質があるため、寝食を忘れることもしばしばだった。下手をすると過去自分が働いていた、月の残業300時間よりも稼働していた気もするが、今のところ不調はない。むしろサラリーマン時代のほうが不健康で、精神的にもかなり病んでいたように思う。私はかなり不器用な人間だ。仕事とプライベートをうまく分けるといったことができない。好きなことには没頭するが、興味のないことは本当に苦痛を感じるし、一切やる気も出ないといった、雇う側からしてみれば本当に使いづらいやつだったと思う。私は普通の人ができている、公私のバランスをとるということができなかったため、仕事と趣味を一体化させるしか方法がなかったのだ。このことに気付くまでに10年以上かかった。

もう若くはないので体のことを考えると少しは休むべきだったと思うが、無理だった。少しでも暇を与えると、寂しさと悲しさに押しつぶされてしまいそうだったからだ。だから私は自分の心の闇から逃げるように、また心の隙間を埋めるように、狂ったかのように仕事をしていた。ただ救いだったのが没頭対象があったことで気が紛れた。こういうことを言うと、自分を客観視できてない未熟な視点だと思うが、私は普通の人がそんなに苦労せずに手に入るものが手に入らなかったり、尋常でない苦労や悲しみがセットになっていることが多かった。

多分このことは一生ついて回る問題だと思うので、私の人生この先も楽になることはないだろう。だからこれからも心を思考で埋め続けることだろう。