機械翻訳が普及したら。

近頃の機械翻訳は昔に比べ結構精度が上がり簡単な文なら、割ときちんとした文にしてくれるようになりました。こういう技術が進むと、機械が全部やってくれるのだからもう外国語、特に英語は勉強する必要がないという論調が出てきます。しかし、それには私は反対です。もちろんまだまだ人が作るような文章には程遠いと言ったこともありますが、理由は別のところにあります。

外国語を学ぶことは自分の持っている価値判断をもう1つ待つことになります。文化的なものもありますし、言語は人の思考の根幹を成すものです。視点が2つ以上あるということは思考の進めるにあたって非常に有益です。私は日本語と英語と中国語が少しできますが、日本語だけで生きていた頃より発想が豊かになりました。これは英語で情報を入れるといった表層的なものに留まらず、日本語では考えもつかなかったアイデアが出たりするのです。

どうしても解決できなかったことが、別の思考を手に入れることにより、意外とあっさり解決することは結構あります。

つまり外国語を、学ぶことにより、人生の幅を広げることができ、それが外国語を学ぶ意義だと思うのです。