リンガフランカとピジンについて

私は台湾人の友達がいるのだが、お互いに相手国の言葉ができないのでコミュニケーションは英語でとっている。これはリンガフランカ、共通語でやり取りをしている。

特に最近はスマホが発達したおかげで、文字通信はひと昔前に比べて本当にやりやすくなった。お互いに英語がそんなに流暢なわけではないから、会話より文字情報でやり取りをすることが多い。いつまでも幼稚なやり取りをしていても仕方がないので、少しは勉強する。だが、意外とそれがお互いの意思疎通に障害になることがある。つまり表現の幅が増えたからといって通じるようになるとは必ずしも言えないのだ。例えば、〜起こるという意味でtake placeだが、ノンネイティヴの友達には通じず、happenでないと通じなかった。要するに、日本も台湾も学校で同じような英語教育を受けている、いわば書き言葉の英語だ。だから英語の会話表現としてとしてこなれた表現をしても伝わらないことが多くある。そんなこともありなるべくわかりやすい表現を選んでコミュニケーションを取っていたが、問題になることも出てきた。抽象的な表現が伝わらないのだ。勿論英語で表現しても余計わかりにくい。

そこで取った手段が漢字を使用することである。東アジアにおけるリンガフランカである漢字は私たちのコミュニケーションに絶大なる威力を発揮した。日本も台湾も漢字を使う国である。具体的にどうしたかというと、基本は英語で漢字にした方がわかりやすい部分は漢字に置き換えた。

来週実技試験があるんだ。は

I'll have 技術試驗 next week,

I'm interested in 語言學

とか、英語と漢字を混ぜて使うようになった。若干中国語寄りではあるが。

ふと思った、これはピジンではないかと。つまり英語と漢字のハイブリッドだ。このようなことは日本で普通にあるのかと調べたらありました。

小笠原方言である。この方言はクレオールである。クレオールピジン母語化したものだ。アメリカの影響なのだろうか、英語と日本語が混ざり合っている。ルー大柴の英語を本格的にした感じだ。

とにかく言葉は生き物で、言語接触をすると変化していくのだなぁと感じた。

多分、この漢字と英語のハイブリッドスタイルを続けていくうちにどんどん漢字が増えていき、中国語に移行していくんだと思います。向こうも少しは日本語やってくれるといいのだけど。。