落語をよく聞く。

私は落語が好きである。理由は等身大の人間を描いているからだ。というと、演劇もそうだと言えそうだ。だが、落語にはヒーローは出てこない。リア充も出てこない。いってみれば、かっこ悪い奴ばかり出てくる。だけどそれがいいのだ。落語ができた江戸時代、もっとも敬意を払わなければならない殿様だが、とってもかっこ悪く描かれている。落語は人間のダメなところを肯定してくれるような気がして、私は人生のどん底で救われたのだ。