記憶について

学生は勿論、社会人でも覚えることがたくさんありますよね。

歳をとって記憶力が落ちたという声もよく聞きますが、私は若い頃から記憶力が悪かったので、特に暗記科目は苦労していました。

私はある資格試験を受けることになり試験勉強を始めました。

その過程で記憶について思うところがあったので書きます。

記憶にはインプットよりアウトプットが大切だということ。試験勉強というと兎角覚えることすなわちインプットばかりですが、記憶の定着ということからみるとそれだけでは不十分なのです。インプットをたくさんやると勉強を頑張った感が得られます。実はこれが落とし穴で、ここで満足して学習をやめてしまう人が多いのです。インプットした記憶を定着させるにはアウトプットをする必要があるのです。想起する練習。思い出す練習です。人は忘れる動物ですから、せっかく時間をかけて覚えたこともアウトプットをしないとどんどん忘れていきます。何と言っても悔しいのは何時間かけてやった時間が無駄になってしまうのです。記憶力が壊滅的な私は記憶の定着力も弱く、忘却するスピードもかなり速いのです。ですから一刻も早く想起する練習をする必要があるのです。インプットは受動的でアウトプットは能動的です。つまりこちらから情報を統合し産出するのはインプットより大変です。より頭を使います。私は記憶の専門家でも何でもないので詳しいことはわかりませんが、より頭を使うアウトプットでは記憶の定着はかなり良いと思います。

もう一つ想起することに関してエピソードがあります。私は以前某百貨店で働いていたことがあります。プロパーの売場での会計はPOSレジなので、価格を覚えていなくても基本的には問題ありません。しかし私に試練が降りかかるのです。それは出張販売を行うことになりPOSレジが使えない環境で販売することになったのです。つまり何十種類もあるアイテムの価格を覚え売価を手打ちしないといけません。しかも食料品を取り扱っていたので、来客数も半端ではありません。しかも外税だったので、売場に付いている価格ではなく本体価格を入力しなくてはなりません。記憶力が悪い私には相当な負担でした。ですがレジをこなしていく中で、不思議と売価が頭に入っているのです。これはアウトプットを行う必要がある環境に強制的に置かれることにより、記憶が定着した結果だと思います。

インプットよりアウトプットです。両者を小刻みを行うのがコツですよ。少し覚えたら、アウトプットをすぐ行うと定着しますよ。

記憶力が病的に悪い私ですら。